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トゥーフェイス。




『左利きの人々』なる本を読みました。

帰省の際の新幹線の中で読むために買ったものです。

その内容は、右利きのヒトが大多数の人間社会に暮らす、左利きのヒト達の小さな苦労、時にはちょっと有利なトコロが羅列されているというものです。

「左利きは、食事する時は一番左端の席に座りたいんだぜ!(゜Д゜)」や、

「左利きは、自販機に硬貨を入れんのも一仕事なんだぜ!(゜Д゜)」や、

「左利きは、キュウスがうまく使えないんだぜ!(゜Д゜)」等々、こういったコトが書いてあります。


つまりは、右利きのヒトに左利きの隠れた苦労をわかってもらい、左利きのヒトは「オレ達、大変だよな!」と互いのキズを舐め合うための本でございます。


そして、ざわは左利きです。ええそうです。キズを舐め合うために買ったのですよ。フフ。(悲しい人間)


そんな中でざわの目を引いた、一文。


「左利きのヒト自身あまり気付いてはいないが、実は携帯電話やパソコンのキーも、本来右利きに合わせた配置なのだ」



…………(゜-゜)。


な、な、な、なんだっテー!!Σ(゜ロ゜;ノノ(大根)


そうなんですかそうですか。成程。

だから、ざわはスマホが上手く扱えないのか。だから、ざわはいまだにパソコンのキーボードは人差し指で叩くコトしか出来ないのか。

文字を打つ時にやたら押し間違えるのも、画面をスクロールする時に勢い良すぎてギューンと下の方まで行っちゃうのも、そして更新が遅いのも(←違)、全部スマホが右利き用だからなのか!


ざわが不器用なのが悪いんだなぁ…とか落ち込んでたのに。くそぅ…原因は右利きばかりが優遇される日本社会にあったのか!スマホコノヤロー!(難癖)


…ん?(゜-゜)

スマホ使う時は右手ですけど?(オイ)



発売元-GPミュージアム

監督-松村克弥

製作総指揮-古屋文明、中島仁

製作-小松賢志、岩崎統

脚本-松村克弥、ラッシャー池田

原作-唯川恵『きれい』(集英社短編集『めまい』より)

2004年/日本映画

購入価格-780円(中古)



《ストーリー》

美容形成外科「YOKOクリニック」。

医師1人、看護師2人だけという小さなクリニックだが、経営者でもある医師・庸子の天才的な技術のお陰で、美しさを求める客は後を絶たず、半年先まで予約が殺到するほどの大盛況ぶりであった。


そんなクリニックが診療時間を終えたある日、残っていた庸子に一人の女性が訪ねてくる。

吉江と名乗るその女性は、醜い自分の容姿を美しく変えて欲しいと庸子に頼みに来たのだった。

しかも、自らの姿を誰かに見られることすら恐れる吉江は、300万円もの大金を前金として渡し、庸子に勤務時間外の手術を懇願する。

助手の不在の状態で手術することになるため庸子は渋るが、通常の手術料を凌ぐ破格の報酬と、吉江の並々ならぬ気迫に負け、その申し出を受けることに。


後日、当事者以外に誰も居なくなったクリニックで、吉江の手術が行われ、庸子は独力ながら目と鼻の整形を無事終える。

しかしそれだけでは満足のいかない吉江は、さらに大金を提示し、今度は胴周りの脂肪吸引を依頼してくるのだった。

それからも手術を終える度、狂ったように次々と新たな整形を要求してくる吉江に、庸子は徐々に恐れを抱くようになる。

遂には、既に手を加えた箇所に不満があるからと、再度のやり直しまで求め出してくる始末。

耐えられなくなった庸子は、「これ以上は引き受けられない」と、とうとう断ってしまう。


だが、話はそれで終わらなかった。

吉江の「美」に対する異常なまでの執念、美しい女性に対する羨望、嫉妬、憎悪は、もはや常人には理解できない行動へと彼女を駆り立てていく…。



《登場人物紹介》

-野口 庸子-

整形外科医。岡元夕紀子。


20代の若さにして自らのクリニックを経営している天才整形外科医。

一応医者ではあるがそういった志はあまり無く、外科医として腕をふるっているのはあくまでも金儲けの為。

また腕に自信があるがゆえに、「どんな醜い女性でも自分にかかれば美しく作り替えられる」という少々傲慢な考え方を持っている。

ちなみに周囲が羨む美人だが、自分自身も整形しているワケではない。



-河野 吉江-

患者。黒沢あすか。


自らの容姿に病的なまでのコンプレックスを持つ女性。

診療時間外に現れ、法外な大金(出所不明)を提示し庸子に時間外の非公式な手術を依頼する。

一般基準で言うところの美人ではないものの、そこまで醜悪な顔というワケでもなく、どちらかと言うとその自意識からくる陰湿な雰囲気と歪んだ考え方になってしまっている女性。

あまりに卑屈で病的な性格ゆえに一度二度の手術では「美しくなった」という自覚を持てず、幾度と無く庸子に手術を頼みにやって来る。



-野村-

庸子の恋人。


大病院の跡取り息子で、庸子がその病院の外科医であった頃からの付き合い。

庸子が仕事の相談が出来る数少ない相手で、一時地方に出張することになり離れ離れになってしまうが、メールはやり取りしている。


-マリ-

クリニックの看護師その1。


庸子の手によって目をいじっているらしい。

庸子が自身の美容のためにクリニックに置いている高級天然水を無断でこっそり使っている。

それが仇となり、吉江によって天然水が硫酸とすり替えられていたことに気付かず使用してしまい、顔面が崩壊してしまう。



-ヒトミ-

クリニックの看護師その2。


彼女も庸子の手によって目をいじっており、同じような出来栄えからマスクをしているとマリと間違われることが多い。

硫酸事件が起きて間もなく、自分も巻き込まれては堪らないからとクリニックを退職する。

礼儀というものがあまり無く、人をナメた性格をしている。



《総評》







美しさに取り憑かれた女性と、彼女の異常な行動に翻弄される整形外科医を描いた、コワーイコワーイ短編小説を基にした作品でございます。

管理人は、美容整形とかには関わりが無いのでよくは知りませんが、男女ともに外見を気にはしても、より気にかけるのはやはり女性の方であろうとは思います。

そりゃ管理人だって、こんなハゲの前科持ち顔じゃあなく、ツマブキとかブラピみたいな顔になってみたいとは思いますサ。(凄い高望み)

しかし、そこまで強いコンプレックスがあるワケでもないし、顔が変わったからって生来の変態な内面が変わるワケでなし、ひいては管理人の人生が一変するようなことは無い、と考えてしまいます。そして髪の毛無くなったら仏門に


そこで言うと、個人差はあれど女性はそういう思いがより強いんですかね。美を求めるというか。

まぁ、そういう目で女性を判断してるのは他ならぬ男性なんですが。そんな中の野郎の管理人の勝手な考えで申し訳ないですm(_ _)m。



レビューではなくなっているので、もうやめときましょう。(自覚)



んで、この映画、予算はあまり無さそうなので質は決して高くはないです。

しかし、それを補って人物描写が秀逸。

脇役は元からさして重要視されてないので没個性的でしたが、主演二人は両者ともかなり印象的に描かれています。


岡元夕紀子演じる外科医の庸子は、天才的な腕はあっても、金儲け主義の商売医。

「醜い女を見ると苛々する」

患者ではなくお客様と言ったり、手術室を「聖域」と言ったり。

自らの美貌と腕にかこつけて思い上がっているフシのある女性であります。

当初はその上から目線が鼻につく人物ですが、吉江に関わってから順調な生活が一転、不幸のドン底へ。

吉江の細工によって、看護師はエライ目に遭い、別の患者の手術に失敗し、訴えられ、部下は離れ。どんどんどんどん下り坂を転げ落ちていき、実生活も精神も参っていく。その追い詰められ具合がよく描かれてました。

合間合間に入る独白が正直鬱陶しいのがアレでしたが、このイケ好かなさもまたある意味人間らしいっちゃらしくて良かったかと。


そしてもう一人の主人公、吉江。

演じているのは黒沢あすかですが、そのまま出演させてはストーリーが成り立たないので、初登場時からずっと特殊メイクでブ女となっています。

本来の(劇中では生まれ変わった)顔になるのはラスト付近のみです。


ここで特筆なのが、外見はかなり美人にはなっていますが、中身が変わっていない点。

顔は別人になっても、元々の卑屈な性格、病的なまでの美への執着、その辺が最初と全く変わっていないのです。

どれほど外見が美しくなろうが満足することなく、あまつさえそれを庸子のせいとして逆恨みし破滅に追いやろうと考える異常な思考。

クライマックスでは特に凄まじく、まぁ演技とはいえそのイカレっぷりが恐いのなんのって。(;´д`)



ああ、あと、この作品、濡れ場多いです。すいません。(なら書くな)

庸子と彼氏の濡れ場、庸子と彼氏の手術室の濡れ場、庸子の彼氏と吉江の手術室の濡れ場。

都合4回ぐらいあります。そこいらのレベルの低いB級と比べてもちょっと盛り過ぎです。2回ぐらいは別にハナシに必要ないですし。構いませんけどね。(ああそうですか)


ま、それはともかく、ホラー映画としては結構イイ出来の部類でした。



容姿が美しくなろうが、心の内が変わるわけではない。

そんな陳腐で分かりきった言葉。しかし観賞後、改めてそう思い知らされる作品でした。


「美」に取り憑かれた者、「美」を軽んじた者、「美」を表面的にしか考えられなかった者。

本当に「醜い」とは何か。


幽霊や怪物などではない、純粋な想いゆえに恐ろしい人間の姿を体感したい、そんなアナタに。…ってアアッ普通!Σ(゜ロ゜;(オイ)


(レビューおわり)


わ~たしピンクのサウスプォ~♪(口閉じてろ)
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【斑鳩】
整形は今でも需要が高いので、こういった風刺映画が出るのも時代の常ですね(´・_・`)
貞子や口裂け女に続く恐女になれる素質はあると思います(=゚ω゚)ノ


2014/08/22 12:04* URL* [ EDIT]
【ざわぞん】
整形するのは個人の自由ですし良いんですが、ここまで自分の外側何もかもを排除しようとするのは恐いですな。

思考や人格という面ではある意味、貞子とかよりイッちゃってるかもしれません。

ざわも善人フェイスが欲しいです。あ…でも中身がなぁ…( ̄  ̄;)(オイ)。
2014/08/23 07:37* URL* [ EDIT]
【ロドリゲス】
〔黒沢あすか〕が出てるんですね、〔冷たい熱帯魚〕を見て大好きになったのでこの作品も見つけたら買ってみます(´∀`)∩
2014/08/24 22:29* URL* [ EDIT]
【ざわぞん】
この作品でも、存分にキレた演技が堪能出来ますよ。

特殊メイクでブ女になってる時なんてもうスンゴイ(((° д° ;)))。
2014/08/25 07:02* URL* [ EDIT]












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