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ジェラルドさんより若い(だから何だ)。






本日はロシア映画です。

大概なパクり具合のジャケですが、裏の説明ではだいぶ中身が異なるご様子。しかも尺長ェ。

なんたら賞のマークといい、長い尺といい、なんか超大作のような気がしないでもないですね(´ー`)。


でも、こーゆー日本でリリースされるロシア製映画も、ほかの外国製映画と同じくお国柄というか、特徴のある作風がありまして、

「金がかかってて、アクションとかCGとかすんごい高品質なのに、ストーリーが途中から飛躍しすぎてワケわかんなくなる」ってのが多いんですよ。(←結構失礼)

なので管理人の中では、「ロシア製=視覚的にはスゴイけど、とっつきにくい小難しい内容」という残念な位置付けに。

本作品で、その不名誉なレッテルは払拭できることを祈りますよ。


あ、別に良作じゃなくても、逆方向の出来でも良いんですよ?(´∀`*)



販売元―AMG

監督・脚本―パヴェル・サナエフ

脚本―アレクサンドル・チュバーヤン

2009年/ロシア映画

原題:『Gamers.In Search Target(a,k.a HOOKED)』

購入価格―500円(レンタル落ち)



《ストーリー》

ゲーム会社であるベルテス社主催のサイバースポーツ大会。

チーム「グランドマスターズ」のバンパイア達5人は見事優勝し、副賞としてベルテス社の発売前の新作ゲームソフト「アンチ・テラー」をプレゼントされた。

早速ゲームを起動する彼らだったが、どういうわけかPCに異常が起き、プレイする間も無くPCが壊れてしまう。

その後バンパイア達は、自分達の身体に異変が起きていることに気付く。

感覚が研ぎ澄まされ、身体能力が向上し、そして視界は、まるでFPSゲームのプレイ画面のように。

実は「アンチ・テラー」の正体は、使用者の脳に作用し直前にプレイしていたゲームのキャラクターと同様の能力を付与するという、兵士強化を目的として試作された軍用機器だったのだ。


ディスクによって超人と化したバンパイア達は、ささいな揉め事を起こしたマフィア、偶然出くわした得体の知れない武装集団などを、易々と壊滅させてしまう。

しかし、その常識外の戦闘力を政府の秘密組織に嗅ぎ付けられ、彼らは半強制的にテロリストまがいの裏仕事をさせられるハメになってしまい…。



《登場人物紹介》

―バンパイア―

主人公。黒髪短髪にーちゃん。


「グランドマスターズ」のリーダーで、プロ顔負けの腕前を持つアマチュアゲーマー。

ディスクの作用で、直前にプレイしていたFPSゲームのキャラクターのような常人を逸脱した動体視力、射撃能力を持つ超人と化す。

悪事を見過ごせない正義感の強い性格で、秘密組織に強要される暗殺任務に疑いを持つようになるが…。


ちなみにバンパイアとは通称であり、本名ではない。



―ドク―

グランドマスターズのメンバー。逆立ちヘアーにーちゃん。


バンパイアと同じくFPSの能力を得る。

いわゆるチーム内のNo.2であるが、内心では自分がNo.1であると思っており、なおかつ気が強く傍若無人な性格。

度々バンパイアと衝突する。



―モスキート―

グランドマスターズのメンバー。茶髪ロン毛にーちゃん。


FPSの能力を得る。

行動的なバンパイアやドクに比べると控え目で、当たり障りのない流されやすい感じの青年。



―ヤン―

グランドマスターズのメンバー。黒髪にーちゃん。


FPSの能力を得る。

引っ込み思案な性格かつチーム内ではやや実力が劣るためか、バンパイアやドクからあまり認められていない。



―トール―

グランドマスターズのメンバー。長身の金髪ぼっさくれにーちゃん。


FPSの能力を得る。

そのモジャモジャヘアーは、チームの皆が奮起する際にイジられている。



―リタ―

ヒロイン。ブロンドねーちゃん。


大会のレーシングゲーム部門に参加し、ディスクによって卓越した運転技術を得る。

いかなる状況でもバンパイアを慕い、支え続けるナイス恋人。

ただ、準優勝なのにどうやってディスクを入手出来たのかは不明。



―マックス―

バンパイアの親友でありライバル。茶髪短髪にーちゃん。


今回の大会ではFPSゲーム部門ではなく格闘ゲーム部門に参加して優勝。

ディスクの作用により、接近戦ではほぼ無敵に近い格闘能力を得る。

争い事や厄介事を避ける事なかれ主義者だが、ひとたび自分や関係者が巻き込まれれば、徹底的に戦う性格。

マフィアや武装集団を皆殺しにしたバンパイア達についてゆけず離反し、その為に秘密組織に存在がバレることなく、静かに生活している。

授賞式で出会ったレナに一目惚れし、猛アタックをかけているが…。



《総評》





なるほど、これは中々面白いですな(´∀`)。

金のかかり具合からいって、間違いなくロシアのA級クラスの作品でしょう。

銃撃戦や爆発はハデだし、俳優のアクションシーンも本格的。ねーちゃん可愛いし(ハイハイ)。


ただ、ハリウッドなどの著名なA級ドコロに比べると、どうしても見劣りしている部分があります。

それは、登場人物達の計画性の甘さ、駆け引きの甘さ。

いわゆる圧倒的な強さを持つ主人公というのは、その肉体的な強さはもちろんですが、精神的、戦略的にも長けていることが多いものです。

しかしこの作品の主人公や登場人物達は、肝心なトコロでポカをやらかしたり、裏切りに遭ったりと、考えが浅はかでツメの甘い部分がやたらと目立ちます。


管理人の主観ですが、これは決して映画的な欠陥ではなく、彼ら超人達の「若さ」を描いているからかと思います。

彼らは、いわば中二病の妄想をそのまま具現化したような存在であり、「ある日突然スーパーパワーを手に入れた平凡な青年」。

精神的にも経験的にも未熟で、ただ肉体的に強くなっただけであり、中身はケツの青いガキんちょのまんまなのです。

だから容易く秘密組織に存在がバレるし、脅迫されるし、いいように操られてしまうんですな。


その後、彼らは裏仕事の内容に疑問を持ったり仲違いを起こしたりして、各々が様々な道を歩んでゆくのですが、

ゲームと現実の境がつかなくなり、遊び感覚で殺しを楽しむ者。

超人的な力を得て、自分は世界を支配できる神だと勘違いする者。

自分は主張せず、ただ周りの皆の考えに流される者。


安易に思いつき、安易に行動し、安易に人を殺す。

誰もかれも考え方が子供じみており、どうしようもなく自分勝手。

主人公にしても「ディスクは世界を破滅させるから破壊しなきゃ駄目だ」と、一見マトモな人格を持つように見せかけて、実際には周囲の人間を巻き込み、後先を考えない、決して正しいとは言い切れないやり方をしています。

また、敵ならいくら殺しても構わないとも思っているようで、やはり彼もやや身勝手な若者といえます。


その主人公に巻き込まれる親友マックスにしてもそう。

「厄介事に関わりたくない、普通に生活したい」と考えるクセに、格闘家の彼氏がいる女の子をモノにしたいがため、彼氏にケンカをふっかけて超人的な力でボコボコにするなど、私欲の為ならば力を使っても構わないと考える身勝手な面があったりします。


このように中途半端な超人達が戦う、そんな内容の作品であり、結果として真っ当なアクション映画に比べ、少々物足りない出来になってます。

しかし、「若さゆえに未熟な登場人物達が織り成す、スケールのでかいアクションムービー」として考えれば、中々面白いかと。


ただし(ーー;)。


やはりロシア映画のご多分に漏れず、本作品もラストがやや投げ槍。

主人公はともかく、他の登場人物の顛末が一切描かれていない不親切なラストは、なんともモヤモヤした気持ちにさせられてしまいます。

この辺りが全体的に良い出来だっただけに惜しいですね。


超人が超人らしく活躍する映画とはまた違う、超人なんだけど中身はガキんちょな若者達が右往左往する映画。

いつもとは違った趣向で、コレはコレで楽しめるアクション映画に仕上がっておりますヨ。


(レビューおわり)


こんなティーン映画なのに、濡れ場はナカナカ…ネ(*/ω\*)。
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