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全員米軍なハズなのに、G36やAKを持ってるのは何故だ(細かいよ)。





他の作品を鑑賞した際、本編開始前の新作情報にて紹介されてた作品をチョイス致しました。

管理人は、災害モノやウイルスパニックモノはあんまり好んで観ないタチなんですが、予告編がずいぶんと面白そうだったモノで。


なんで予告編って、あんなに面白そうな作りに出来るんでしょう。

実際にはそうでもないのにサ(コラ)。



発売元―プライムウェーブ

販売元―アルバトロス

監督・脚本―ベン・レキー

製作―テイラー・フィリップス、サルビー・マレキ、ベン・レクヒ、スムリティ・マンドーラ

2006年/アメリカ映画

原題:『waterborne』

購入価格―480円(新品)



《ストーリー》

猛暑が襲うロサンゼルス。

そんなある日、州全域の水道水が、細菌兵器に汚染された。

それは容易く人間を死に至らしめる程の凶悪なウイルスで、ロスの全市民は、水を飲むことは勿論、シャワーすら浴びることが出来なくなってしまった。


汚染1日目。

スーパー等に飲料水を買い求める人々が殺到。州軍が暴動を警戒し出動する。


汚染2日目。

ロスから脱出しようとする車が続出し、道路という道路は全て埋め尽くされる。真夏ということもあり、市民の渇き、疲労は徐々に増してゆく。水を盗む者、些細なことで争う者が現れ始める。


汚染3日目。

人々の飢餓は限界に達し、ロスは完全に無法地帯と化す。政府からようやく水の配給がされるが、時は既に遅い。人々の精神状態は狂い始めており、本性が剥き出しになってゆく…。



《登場人物紹介》

―ザック―

学生。デコの広いにーちゃん。


居候の親友ボディーと共に市街地から脱出しようとする。

冷静で温厚な性格で、いつも暴走気味のボディーをなだめる手綱役。



―ボディー―

プータロー。ニット帽にーちゃん。


後先考えず突っ走るトラブルメーカーであり、よく問題を起こす為、ザックの父親に嫌われており、ザックを除けば友人も少ない。

物語が進むにつれ、暴走っぷりが加速する。



―サイモン―

州軍の軍曹。ハゲのオッチャン。


妻子持ちで、仕事より家庭優先のベテラン軍人。

部下のカールトンと共に、汚染されたダムの監視任務に就く。

もうじき中尉に昇進予定。軍曹からどうやって中尉になれるのかは不明。



―カールトン―

サイモンの部下。丸坊主にーちゃん。


「疑わしきはテロリスト」を地でゆくヤンチャな子。



―ジャスミン―

サイモンの妻。


旦那が任務で不在の間、不安を抱えながら娘クララと共に帰りを待っている。

バッティの経営するスーパーの常連客でもある。



―ヴィクラム(ビクター)―

ロスで暮らすインド人の学生。


母が経営するスーパーを手伝いながら大家族で生活している。

ユダヤ系学生のリリアンと真剣に交際しているが、母親は厳格なヒンドゥー教徒のために快く思っていないことに悩んでいる。

本人は誰にも分け隔てなく接する好青年。


ちなみに字幕はビクターとなっているが、エンドロールでは「Vicram」と表記されており、劇中でも「ヴィクラム」と呼ばれているので、ビクターは間違いと思われる。



―バッティ―

ヴィクラムの母。スーパーのオーナー。


非常に凝り固まったアタマの女性で、息子がインド人女性でなくユダヤ系女性と交際しているのが気に入らない様子。

町の水源が汚染された際には、水の値段を値上げし、購入数を制限するなど、いち早く対応する。



―リリアン―

ユダヤ系の学生。ブロンドねーちゃん。


ヴィクラムに一目惚れし、交際を始める。

差別や偏見とは無縁の人物で、ヴィクラムがインド人であっても、彼の母親があからさまに嫌っていても、それにめげずに彼を愛し続けている。



《総評》





2連チャンでマトモなヤツを引いちまいました(ノд; )。


最近はアルバトロスもトランスフォーマーも、ジャケは今まで通りのキナ臭さなのに、中身は高水準な作品を輩出しやがります。

管理人の眼力が衰えている、もしくは「面白い作品が観たい」という邪念(!?)が大きな原因なんですが。

まぁ、レビュー冒頭で「面白そうだから」とか不純な動機を暴露してますんで、今回は後者です。


さて。


B級の災害・ウイルスパニックモノと言えば、

ヘボいCG。

浅い人物描写。

こじつけた設定。

御都合主義な結末。

と、A級に対して総じて低レベルな出来のモノであって、常人が見向きしないクソ映画、ただの時間潰し、睡眠薬といった趣が強い作品ばかり。

しかし、ドコでナニを間違ったのか管理人が引いた本作は、パニックモノとして十分鑑賞に耐えうるナイスな出来でしてΣ(ノд<)。


本作の「水不足」という設定は、実際、今現実に世界の至るところで問題になっていることで、先々、地球上の水資源は枯渇すると言われています。

劇中ある人物が、「いずれ空気すら金で買う時代が来る」とザックに語るシーンがありますが、これが馬鹿げた話でなく、近い未来、本当に起きるかもしれませんね。

石油やらレアメタルやらですら戦争を起こす人間ですから、生きるために不可欠な水となれば、さらに苛烈な争いが起きるのは明白です。


…なんかイッチョマエに社会問題とかほざきました。すいません(-""-;)。

当ブログは、こんな知的な時事ネタを話す場所ではありません(@゚ε゚@)。

管理人は、そんな社会的良識は持ち合わせておりません(ナニゲに問題発言)。



さて、本作はそんな文字通りの「生命線」である水をめぐって、ロサンゼルスの全市民が右往左往するオハナシ。

主人公は複数おり、各人の視点を取っ替え引っ替えして進行する仕様となっております。


まず、平凡な学生にーちゃんザックと、彼の家に居候するバカ、ボディーのコンビ。

ザックはボディーを誘い、自身の実家へ向けて車を走らせます。

彼らはなんの準備も心構えもしていなかったので、当然水はありません。

短絡的思考の大バカであるボディーは後先考えず水を欲しがり暴走。

ザックは彼を抑えますが、渇きが徐々に極限状況になり、2人とも冷静な判断が出来なくなってゆきます。


次に、スーパーを経営する在米インド人一家。

食料品店なので自分達の分の水には困りませんが、店の水を略奪しようとする暴徒が現れ始め、店を守るのに四苦八苦します。

在米のインド人に対するアメリカ人の差別意識もあり、水は不足していなくとも、彼らもまた危険な環境に置かれています。


最後に、州軍のサイモン・リッター軍曹とカールトンの2人。

彼らは軍から水を支給されているので水不足の心配はありません。

彼らの任務はテロの警戒ではなく、ロス市民の暴動を抑えること。

それは、本来守るべき国民に警戒するということであり、軍曹達の思いも複雑です。


この異なる3組の境遇は、汚染から2日、3日と経つうちに刻一刻と変化してゆきます。

迷う者、争う者、より絆を確かめあう者。

そんな3組の物語が交錯し、事態は思わぬ方向へ。

試練を乗り越え、大切なものを手に入れた者。大切なものを失った者。

それぞれが別の結末を迎え、物語は終わります。



資源枯渇という問題を軸に、人種差別、人間ドラマを織り込み、観賞後に考えさせられる作品でした。

人物描写がやや大雑把な感がありますが、B級パニックとしては「アルマゲドンなんたら」やら「ディープインパクトなんたら」なぞより、よっぽど真実味があり、見ごたえがあるかと思います。


またラストで、ダムに細菌を入れたのはテロリストでも海外の犯罪組織でもなく、アメリカ在住のごくごく普通の一般市民ということが判明します。

「我々は、外の敵より、身内に眼を光らせるべき」


こいつも中々に風刺の効いた結末で、B級にしては捻ってあると言えますね。

アルバトロスにしてはいたって真面目な作りですので、興味がある方はどうぞ。

自己責任でネ(オイ)。


(レビューおわり)

こういった社会派な作品も、たまには悪くない…。

悪くはないですが、やはり腐ったB級のほうが管理人のひねくれた胃には合いますな。
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