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最近ハヤリの赤外線映像。画質の粗さも誤魔化せます。







お、誰や思たらジャスティかいな、久しぶりやんΣ\(゜∀゜)(友達か)。


ジャスティ、それは邦題やジャケットは腐っているクセに、中身は意外と良かったりする、管理人のような人間に言わせれば「逆に地雷」な作品ばかりを繰り出してくるクセモノ。

いや、まぁ、世間一般の方からすりゃガチで地雷なんでしょうが( ̄▽ ̄;)。


今回はどうでしょう。


ジャケはいたって普通。

ジャケ裏のストーリーもいたって普通です。


外身通り普通なのか、はたまた「ジャケとは逆にガチの地雷(ややこい)」かも知れませんヨ。



発売元―ジャスティ

監督・製作・編集―ドミニク・ペレス

脚本―ドミニク・ペレス、マリオ・バルデス・ステックラー

2011年/アメリカ映画

原題:『EVIL THINGS』

購入価格―500円(新品)



《ストーリー》

ミリアムの誕生日を祝うために、彼女の叔母が所有する雪が覆う山荘でパーティーをすることにした5人の学生。

仲間の1人のレオは、記念に今日の出来事をおさめようとカメラを回していた。


車で山荘に向かう道中、彼らは執拗に煽ってくる不審な黒いバンに遭遇する。

商店、ダイナー、彼らの行く先々で姿を現すバンに恐怖を感じる一行だったが、途中で道をそれ、消えてしまう。


次の日の夜、彼らが山荘でパーティーを楽しんでいると、玄関先に一本のビデオテープが置かれる。

映っていたのは、例のバンから彼らを盗撮した映像、そして…。



《登場人物紹介》

―レオ―

人が良さそうな黒髪にーちゃん。


誕生パーティーの一部始終を映像におさめ記念にしようと、常にカメラを回している。

将来は映画製作に携わりたいとのこと。

泡風呂が好き。



―ミリアム―

しゃくれブロンドねーちゃん。歯を矯正している。

この小旅行は、彼女の21歳の誕生日を祝うためであり、別荘の所有者は彼女の叔母さんである。

21?見えん(コラ)。



―タニア―

小柄な金髪ねーちゃん。


乗り物酔いし易い体質でインドア派。

主体性はあまり無い。



―キャシー―

青い瞳のブロンドねーちゃん。


マークと付き合っている。

酒に酔うと壊れる。



―マーク―

イケメン黒髪にーちゃん。


キャシーと付き合っている。

行動的な性格で、しつこく付きまとうバンに半ギレ。

アウトドア派で、雪山探検に皆を半ば強引に誘う。



《総評》






赤外線映像のジャケからして『パラノーマル・アクティビティ』とかを連想してしまいますが、アレとはまた違いました。


『パラノーマル・アクティビティ』は、基本的に家の中を定点カメラによって長時間撮し続ける手法でしたが、コチラはハンディカメラによる撮影。つまりPOV作品。


POV作品といえば有名なのは、『ブレアウィッチ・プロジェクト』、『REC』、『クローバーフィールド』、『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』あたりでしょうか。

あと、POVとは言えないかもしれませんが、『プライベート・ライアン』とかもハンディカメラで撮影してますね。


一口にPOVといってもジャンルは様々ですが、総じて言えるPOVの利点とは「臨場感」、コレに尽きます。


たとえゾンビが出てこようが悪魔が出てこようが、ハンディカメラで撮るとアラ不思議、まるで自分も一緒にソコに居るかのように感じてしまいますネ。


で、『臨場感』はどの作品も往々にしてあります(マトモなヤツに限りますが)が、『現実味』があるかとなると話は別。

どれほど臨場感があって作品に入り込もうと、「ゾンビ?怪獣?んなもんホントにいるワケ無いだろ( ̄▽ ̄;)」と、当然ながら現実としては捉えられません。


さも「本当にあった出来事」のように思わせる作りのモノとなると、種類は限られます。

そんな数少ないフェイクドキュメンタリーの1つが『ブレアウィッチ・プロジェクト』。

たしかに観る人によってはナニが怖いのかサッパリな作品ですが、それは『ブレア…』を「映画」として鑑賞し、あくまで「作り物」と考えてしまうためです。

そりゃ、ホラーなモンが一切出てこないホラー映画なぞ面白くもなんともないですもんね。


こーゆーのって、「現実に起こったこと」として映像を観るから怖いんですよね。かく言う管理人も見方を間違えて、『ブレア…』は怖くなかったんですが( ̄▽ ̄;)。




で、この作品はどうかというと。


ストーリーは3部構成で、

1:学生グループが別荘へドライブ。道中、変な車につきまとわれる。

2:別荘で一晩乱痴気した後、雪山探検へ。軽く遭難してしまう。

3:学生達を四六時中盗撮した映像が入ったビデオテープが別荘に届き、全員パニック。その後変態が乗り込んできてエライコトに。


といった感じ。

その撮り方、現実味のある雰囲気は完全に『ブレア…』の流れをくんでおり、間違い無くフェイクドキュメンタリー作品と言えます。

また、ゾンビでも悪魔でも怪獣でもなく、相手はリアル変質者であり、とっても現実的。


もちろん最大の山場は「3」からラストまで。「1」と「2」は前置きです。


で、その前置きが全体の尺の8割を占めており非常に長い。

若者の乱痴気騒ぎなんぞどうでもええわい!(°Д°)

となるトコロです。普段なら。


しかしコイツは、あえて何気無い日常生活風景や楽しいパーティー等、平和な映像をふんだんに散りばめ、最後の最後に恐怖のドン底に突き落とすタイプ。

恐怖シーンと呼べるのはラスト僅か十数分でありながら、それまでの「よくある日常」からの、「リアルにいそうな異常者」の登場による突然の恐怖は、POVによる臨場感とあいまってホラーとして十分な威力があります。


また、その恐怖の元である相手が、正体が一切不明なのも輪をかけて怖い。


最初こそ車で後をつけ回しカメラで撮影するのみですが、異常さは次第にエスカレート。

最終的には学生達が泊まっている別荘にまで侵入し、彼らが寝室で寝静まっているのを枕元から盗撮するという常軌を逸した行動をするまでになります。

そして撮影した映像を彼らに送り付け、パニクったところで電話線とブレーカーを切断、乗ってきた車まで盗んで逃げ場を無くし……。


この人物、映像に映るのは乗車している黒いバンのみで、顔どころか声、性別すらも不明。

声を発する変わりに、時折『呪怨』の枷椰子のような喉音を鳴らします。

その他、この人物とは離れた場所の扉がひとりでに閉まったりと、なにやら人外の存在であることを匂わせるような描写もあり、もしかすると人間ですら無いのかも…とも思わせます。


そして、学生達が襲われるのはいつも画面外で、その凶行の様子も一切映されません。

血も、死体も、凶器も、画面には一切出てこず、犯行手口も不明。

そもそも、この人物が学生達をどうしたのかすらも不明です。

ただ、画面外で絶叫が響き渡るだけ。

しかし画面に映っていなくとも、彼らがどうなったのか、想像に難くありません。



結局、画面には1ミリたりとも暴力描写は出ず、謎は謎のまま作品は終わります。

予算の都合もあるからでしょうが、しかしながらそられに違和感が無い巧みな作り方は見事。


なにも映さず、なにもかも不明のまま。

それでも、そこにはしっかりと恐怖があるのです。



ただしラスト、レオのカメラで撮影した映像と謎の人物が撮影した映像を交互に画面に映し、それを眺める人物の後ろ姿が映るシーンはハッキリ言って不要でした。

人間かどうかも断言出来ないほどの正体の不明っぷりが作品全体の恐怖感を際立たせていたのに、後ろ姿とはいえ映しちまっちゃあダメですよ。

最後の最後までその不明瞭さを維持し続けて欲しかった。

その後のエンドロールの出来がまた良かっただけに、そこだけがどうにも残念。


しかし、それをサッ引いてもフェイクドキュメンタリーとしてはレベルの高い作品。

そのテのジャンルが好きな方は観ても損はない逸品かと思いますヨ。


(レビューおわり)


エライ真面目なレビューになっちまいました(自分で言うか)。


やっぱ、ざわぞんは酔わないと面白く無いですね(駄目人間だ)。
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【】
実話ベースなだけに、テープが実際に存在していたのかどうかで、話の恐さが変わって来るねー。
山荘に姪っ子たちの道中の記録テープが残っていたら(デッキに)、めちゃめちゃ怖い。
逆に殺人被害だけならば、まあアメリカではなくはない。
2016/09/24 00:22* URL* [ EDIT]
【】
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2017/07/10 06:26* * [ EDIT]












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