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Let's 終末。









今回はゲテモノではないです(冒頭から主旨を無視)。

まだ観てませんが、違うんですよ。

ジャケットは『ザ・ウォーカー』と『アイ・アム・レジェンド』を足して2で割ってそこにB級の香りをスパイスに入れた大変美味しそうな出来ですが。

でもですね、裏がね、マトモ臭ぷんぷんなんですよね。


「護るために、失う―それは、荒廃した世界で生きる男の決断」(ジャケ裏抜粋)


ざわぞんの嗅覚が言ってます、「コイツは普通に面白い」と。


しかも斜め上に「なんたら映画祭のなんたらアワード」のマークがあるし(適当)。


絶対ちゃんとしたヤツですよ、コレ。



…ぢゃ、なんで買ったんかって?


そんなのアータ、


単純に面白そうで観たかったからですよ!(だから主旨を守れ)


いや~、こーゆーのにはA級もB級も見境が無いもんで( ̄▽ ̄;)。


まぁ、今回はそんな感じなんで、皆さんもそんな感じの心構えで読んじゃって頂けたらと思いますm(__)m。



発売元―アメイジング・D.C.

監督―シモーネ・バルテサーニィ

製作総指揮―フィリップ・キム

脚本―フィリップ・キム

2010年/アメリカ映画

原題:『DOWN STREAM』

購入価格―980円(中古)



《ストーリー》

石油が枯渇し、荒廃した近未来。
人工穀物の影響で女性のほとんどが癌に侵され、女性人口が激減、運よく生き残った女性も「貴重品」としての悲惨な運命しか残っていなかった。


その荒廃した世界で、「資源が無尽蔵にある夢の核都市プルトピア」の存在を信じ旅を続ける青年ウェスと愛犬のルゴシ。

権力者トバイアスが支配する地域を散策するウェスはある日、集落で商品として扱われている女性サラと出会う。

ならず者に乱暴されている彼女に幼い頃に殺された自分の母親の姿を重ねたウェスは、発作的にならず者達を殺害し、彼女を連れ出してしまう。

自身の所有物を奪われたトバイアスは手下を引き連れウェスを追い、はからずとも追われる身となったウェスは、サラとルゴシと共にプルトピアを目指して車を走らせる。


様々なトラブルに見舞われながらも、目的地に近付く2人と1匹だったが、彼らには残酷な運命が待ち受けていた…。



《キャラクター紹介》

―ウェス―

主人公。ジャケの人。


幼い頃に暴徒と化した警察隊に両親を殺害されており、以来唯一の家族であるルゴシと共に、父親が発明したガソリンをある「燃料」と代替出来る車でプルトピアを目指している。

人と深く関わらない荒んだ生活を送ってきたためにコミュニケーションがいささか不得手だが、本来は心優しい青年。



―ルゴシ―

犬。


ウェスが幼い頃から可愛がっている唯一の家族。

年月を経て今は年老いてしまっているが、ウェスの言う指示はなんでも聞く天才犬である。

ウェスいわく、父親が「なにか」をしたらしく、彼とのみ会話が出来るらしい。



―サラ―

奴隷にされていた女性。


かつては夫がいたが戦争により他界し、今ではその存在自体が珍しい為、ことあるごとにならず者達から狙われる悲惨な生活を送っていた。

ならず者に犯されそうになっていたところをウェスに救われるも、それまでの境遇から心を閉ざしてしまっている。



―トバイアス―

ウェスが訪れた地域一帯を仕切っている男。


大勢の武装した部下がおり、上等なスーツを着込み、高級車なども所持している権力者であり、特に女性に執着しており、何人もの女性を奴隷にしては自身の歪んだ欲求を満たしている。

欲しいものに対しては手段を選ばず、邪魔者は誰であろうと殺害する。


異常者が溢れる本作品中でも屈指の狂人である。



―長老―

トバイアスの縄張りに隣接する、神を信じる者が集まっている集落「聖地」の長老。


暴力を禁じ、慈悲深い心を持つ正真正銘の聖者であり、面識のあるウェスとサラを歓迎する。

かつてはマリファナを栽培していたらしく、その知識から現在は聖地で作物を栽培している。



―コック―

プルトピアへ行く道中でダイニングを営む恰幅のいいオッサン。


プルトピアに辿り着いたらしく、そこから調達した燃料や食料をプルトピアへ行く人に振る舞っている。


家庭料理専門。



《総評》








予想以上(°Д°)。

コイツぁ、管理人が観てきた終末モノの中でも屈指の出来だったと思います。


こんなB級なジャケ作りやがって…、間違いなくこの作品の足引っ張ってますよ、配給元。



さて、本作は主人公ウェスと彼の愛犬ルゴシのロードムービー仕立てとなっております。


資源が枯渇し、砂漠化した世界で、伝説の核都市プルトピアの存在を信じ、旅を続ける1人と1匹。

この1人と1匹は、他の人々が希望を捨て暴徒と化し、欲望のみに生活する中、ただひたすらに今日を生き延び、希望を持って信じる道を突き進んでいます。


しかし、そんな彼らが訪れた場所でのサラという女性との出会いが、その後の運命を大きく変えることになります。

母親とサラを重ね、彼女を執拗に追うトバイアス一味から逃亡を続けるウェス。


ウェスは不器用ながらもサラを気遣いますが、サラはそれまでの凄惨な生活から、助けてくれたウェスさえも信じません。

道中、様々な人々と出会い、幾多のトラブルに遭いながらも、2人と1匹は持ち前の運とチームプレーで道を切り開いていきます。


そうして旅を続けるうち、少しずつウェスとルゴシに心を開き始めるサラ。そんなサラを徐々に大切な存在だと感じるようになるウェス。


しかし、そんな2人と1匹を待っていたのは、予想の斜め上を行く悲惨な結末でした。



そう、この作品、ハッピーエンドではありません。

ジャケのパクリ元である『アイ・アム・レジェンド』、『ザ・ウォーカー』といった有名ドコロの終末作品というのは、最終的にはハッピーエンドないしある程度は希望を含んだエンディングを迎えます。

映画も商売ですから、そういった作品では一般大衆ウケを狙って、多少の希望や奇跡、悪く言やぁご都合主義ってのも当然あるワケです。


しかしコイツは違います。


「なにかを守りたければ、なにかを犠牲にしなければならない」

まさにジャケ裏通りの内容。

それでいて予想以上に残酷な結末でした。

この結末に関しては、ヒトによって受け止め方が変わると思います。

救い、希望、んなもんは所詮は夢幻。

実に非情です。そんな救いなんぞ一切合切、容赦無く打ち砕きます。


それ故に、だからこそこの作品は他に類を見ない現実感を醸し出すことが出来ているのだと思います。

この生々しさは、そこらの終末作品では中々真似出来ないんじゃないでしょうか。


一面が砂漠と化し、草木1本すらまともに生えない荒廃した世界の景観。

欲望、暴力に満ちた世界で日々を生きる様々な人々の描写の緻密さ。

そして、救いが無い、ゆえに現実的な結末。



ちょいちょいツッコミどころはあるものの、スケールの大きさ、設定のリアルさ、ストーリーのひねくれ具合、どれを取ってもA級に匹敵する終末作品である、と、個人的には思います。


希望に満ち満ちたエンディングで終わる終末モノに食傷気味のアナタ(σ・д・)σ。

鑑賞しても損はない逸品ですよ。


(レビューおわり)


「出張ごくろうさん会」という名の飲み会が3日連続の3連チャンありました。


ベロンベロンに酔う、映画なぞ当然観れないから、レビューも進まんですよ( ̄▽ ̄;)。


それ以上に、

血圧上がりすぎて死ぬゥ…(__;)。
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